聖母界のお話


聖母界 / 聖母界の聖霊とは・・・

 

「宇宙」と言いますと、「●●星」「●●銀河」

というイメージを持たれるかもしれませんが、

大宇宙(神様・光一元)には、様々な「集合意識の世界」というものが存在します。

 

「聖母界Divine Mothers’ World)」とは、そのような集合意識の世界のひとつです。

 

宇宙の根源にある、母性や女性性、女神のエネルギーの集合意識の世界であり、

温かな母性、聖なる女性性のバイブレーションをたたえた高次の世界です。

 

聖母界の聖霊は『集合意識そのもの』であるため、

その時々に応じ、聖母マリア、観音菩薩など多面的な御姿をとって現れます。 

 

そのため、聖母界からメッセージを伝えてくださるご存在を、

木下リズは、『聖母の聖霊』 また時には親しみを込めて『天のお母様』

といった呼び方をさせて頂いております。

 

この世界に含まれるバイブレーションを、いくつか言葉にして挙げてみますと、

 

神聖、無条件の愛、惜しみなく与える、光、優しさ、ぬくもり・あたたかさ、やわらかさ、心地よさ、祝福、思いやり、慈しみ、慈悲、慈愛、ホーっとする、美しさ、エレガント、叡智、許し、受容、真理、真心、抱擁、微笑み、肯定する、寄り添う、励ます、信じる・信じ続ける、静寂、安心、育てる・育む、癒す、労わる、尊重、尊ぶ、祈り、生み出す、源、魂の故郷、帰る場所、懐かしさ、健やかさ、歓迎する、歓び、深い、見守る、豊かさ、恵み、静かなる強さ、救い、決して見捨てない、目線の高さを合わせて教える、助ける、サポートする、準備する、理解する、幸福、芳香、しなやか、たおやか、凛とした、澄み切った、礼節、試さない、傷つけない、強制・強要しない、責めない・・・

 

 聖母の世界は、このようなエッスンスが感じられる、優しく、温かい、母なるエネルギーの世界です。


遺伝的にチャネリング体質である私は、

このメッセンジャー(聖母界の聖霊)のご存在には幼少期から気が付いており、交流を重ねておりましたが、

長年、聖母マリア様だと認識しておりました。

 

聖母マリア様とは深いご縁があり親近感を感じて育ちましたし、

スピリチュアルな力をお持ちの方にも、よく、

「あなたには聖母マリア様がお付き添いですよ」と言われていたので、

当然のように「聖母マリア様」だと思っていたのです。

 

しかし、聖母界とのチャネルが本格的に開かれてくると、

聖母マリア様だけではなく、

観音菩薩、マグダラのマリア、レディー・ナダ、

様々な女神がメッセージをお届け下さるようになりました。

 

そして、このメッセンジャーは「個」としてのご存在ではなく、

聖母界の集合意識体が、その時々に応じ、異なる側面をお見せになっていらっしゃるのだということが、

次第に理解できるようになってきました。

 

学びの内容や受け手の理解度などに応じ、女神や聖人など、違うご存在として現れることがございますが、

全ては同じ光源『聖母界』からもたらされている、美しいエネルギーのお姿なのです。

 

そのため、この神聖なメッセンジャーのご存在を『聖母の聖霊』とお呼びするに至っておりますが、

今でも「聖母マリア様」は最も身近に感じられるご存在です。

 

 

私が、この『聖母界』というものを明確に認識したのは、

ある日、母からもらった一冊の本との出会いです。

(「母からもらった」ということからも、聖母界の采配が感じられます。)

 

「聖なる母性より愛をこめて」(著者:姫乃宮亜美 飛鳥新社)

 

著者の姫乃宮亜美さんは、聖なる母性のグレースメッセンジャーとして、

聖母意識からのメッセージを伝えていらっしゃる

すばらしいスピリチュアルティーチャーです。

 

この「聖なる母性より愛をこめて」という一冊の本によって、姫乃宮亜美さんというティーチャーに出会い、

自分が幼い頃より交流していた世界が「聖母意識(聖母界)」という世界なのだ、ということを認識したのです。

 

 

この本は不思議な本で、当時、自分のスピリチュアルな面を封印してビジネスの世界で働いていた私には、

一読で理解できる内容ではありませんでした。

当時の私はビジネス書やプレゼン資料に慣れ過ぎていたようです。

 

内容は抽象的で、まったく論理的ではないし、

順を追って何かを教える訳でもなく、そしてあまりに純粋。

 

けれど、どうしようもなく惹きつけられ、 何度も何度も読んでしまうのです。

 

「聖なる母性?」「霊的世界?」「愛のエネルギー?」

当たり前のことを言っているようでいて、

もっと奥、もっと先に、何かある、

そのような気がして、どうしても理解したくて。

 

当時の私は、この霊性の世界を『頭』で理解しようとしたので、この本は付箋と赤線だらけとなり、

もはや、何が重要なのかも、どこがポイントなのかも

分からないような状態になってしまいましたが、

私にとってのバイブルとして、今でも大切に読み返しております。

 

この本との出会いからほどなくして、私は姫乃宮亜美さんに師事するようになり、

今も亜美さんからご指導を頂き、様々なことを学ばせて頂きながら、

聖母界のチャネルとして、またライトワーカーとして、

聖母界から皆さまへのメッセージをお届けさせて頂いております。