エンパスはよく
「何の防御もない、むき出しの状態で世界を生きている」
とか、
「ポジティブなエネルギーもネガティブなエネルギーもスポンジのように吸収してしまう」
と言われますが、これは、一体、何がどのような状態なのでしょうか?
一般的な人たちと何か違うのでしょうか。
魂が肉体に宿ろうとする時、魂と肉体をしっかりと接続するために、魂と肉体の間に接着剤のような役割のものが形成されます。
これは『エーテル体』と呼ばれるもので、肉体とセットで存在する、目には見えない第二の身体です(コツを掴めば見えるようになります)。
肉体よりもわずかに外にはみ出していて、肉体の内部にも浸透する形で存在している動物磁気のフィールドです。
私たち人間は脳からも心臓からも電磁場を発生させています。
人間だけではなく、様々なものが電磁場を発生させていて、私たちは電磁場の海の中に生きているようなものですが、
この磁気の身体であるエーテル体が、外部の電磁場の刺激から私たちを保護し、衝撃を吸収してくれます。
自分と自分以外を隔てる境界線(ボーダー)となり、バリヤーのような役割を果たしてくれています。
私たちの肉体は、むき出しの状態で生きているのではなく、この磁気の身体によって守られているのです。
しかし、何らかの理由によって、このエーテルが肉体にしっかりと浸透していない、なじんでいない人がいます。
それがエンパスです。
こうなってしまうのは遺伝的な場合もありますが、
ほとんどのエンパスの人は、お母さんの胎内にいた時期を含む人生の早期に、人間として生きることについて強い恐れを感じる経験をしています。
まだエーテルが柔らかく、しっかりと自分を保護しきれていない早期に、トラウマ的な経験をすることによって、
エーテルの形成と発達が抑えられ、エーテルが非常に繊細な状態に留まってしまうのです。
昔の人たちは、このことを感覚的に知っていたのだと思います。
だからこそ、妊婦さんに精神的なストレスがかからないよう、周りの人たちも一緒に母子を気使ったり、
生まれたての乳幼児を人混みや刺激の多い場所に連れて行くのは控えるようにと言われてきていたのだと思います。
今はそれが大分変ってきて、乳幼児の時期から英才教育を施そうと積極的に刺激を与えることもあるようですが、
機能が未熟な子どもを、音や光に晒し、人工的な刺激を与えることは、エーテル体の形成という観点から見ると、暴力的とも言えることです。
尚、感受性の強い赤ちゃんは、生まれたばかりでもすぐに分かります。
光、匂い、手触り、動き、温度、音に敏感だからです。
ちなみに、母の話では、リズの場合、生まれた直後からいつも顔を手で覆っていたため、病院の保育室に赤ちゃんを見に行っても、私の顔をまともに見られたことがなかったそうです。
これは、私がエンパスとして生まれ、病院の蛍光灯の光が苦手だったことを示しています。