リズのスピリチュアルセッションには、ご自身がエンパスだと知らず、生きづらさを抱えながら孤軍奮闘されている天使さんたちが大勢お越しになります。
そのような方々にはセッションの中で個別にエンパスについてお話しをさせて頂いておりますが、限られたお時間の中で十分なご説明を差し上げることが難しいこともございます。
こちらでエンパスについての情報をシェアさせて頂きますので、宜しければ一部分でもご参考にして頂き、エンパスとして生きる皆さまの日々の暮らしにお役立て頂けましたら幸いです。
エンパスとは、簡単に言えば共感力(エンパシー)や感受性が極端に強い人たちのことです。
共感力や場の空気を察するような能力は、人間であれば誰でも大なり小なり持っているもので、決して特別なものではありません。
ですが、世間一般的に言われる「共感力」と、所謂エンパスさんにとっての「共感力」というものは、実は少々指し示すものが異なります。
社会的には、人の気持ちが分かる優しい人や、その場の雰囲気に合わせて適切なふるまいが出来るような人を「共感力の高い人」と呼んだりしますが、「エンパスさん」は、必ずしも、他人への思いやりが特別に強い、優しい人たちを指す訳ではありません(もちろん、思いやりのあるエンパスさんは沢山いらっしゃるのですが)。
それでは、普段の生活の中で「共感力がある」とされる人とエンパスさんの違いは何でしょうか?
一般社会の中で『共感力がある』とされる人は、自分以外の誰かが苦しんでいる時に、その苦しみを『理解すること』が出来たり、他の誰かが喜んでいるときは、その人のために一緒に喜んだり祝福したりすることが出来ます。
たいていの人は、何かを見たり、聞いたり、何かしらの出来事が起こったりして、その状況において自分が受け止めたことの心の反応、リアクションとして、他の人に優しさや思いやりを示したりします。
しかしエンパスさんはこういった時、自分以外の誰かが苦しんでいる時、自分まで苦しくなってしまう、
他の人が喜んでいる時、まるで自分事のことのように嬉しい気持ちに満たされます。
状況を『理解』したり、優しさや思いやりの心で相手に寄り添って一緒に喜んだり悲しんだりしようとするわけではなくて、意図せず、まるで他の人の気持ちが自分に乗り移ったかのように、相手の感情を共有してしまうのです。
そのためエンパスは、まず何かを『感じて』、その次に『考える』とよく言われます。
また、『共感力』という言葉からは感情を連想しやすいのですが、エンパスが受信してしまうのは、必ずしも他の人の『感情』とは限りません。
他の人の身体的な感覚や症状だったり、想念だったり、生命エネルギーだったり、はたまた、人に限らず、場所、モノ、出来事、食事や音、匂いなど、周りのエネルギーの影響を受けてしまいます。
何かを「見る前に」、「聞く前に」、「知る前に」感じてしまうエンパスさんもいます。
エンパスは、
思考や心の働きを介さず、
・『意図せず』
・『直接的に』
・『瞬時に』
・『自分自身の身に』
・『エネルギーを』
・『感じてしまう』
のです。